CCD反転。

日本戻ってきた。
Country in CA
海外では忙しくて全然時間がなく、さっぱり写真撮れなかったんだけど、なんとか少しだけ撮影した。例によって風に邪魔されまくりだけど、昼にもかかわらず広い範囲で光がとらえられていて、感動。今までの感覚だと、ぱっと見で綺麗な景色も写真にしたら飛びまくり潰れまくりで、夕方まで待つかね、という感じだったのに、このカメラは正々堂々昼間っから明暗激しいところの撮影ができて、それが目で見るよりおもしろく撮れるんだから、なんつーかもういくら便利でも元のデジカメ生活には戻れない(おもいこみ?)。
ちなみにこの木、以前G1で撮った
notitle
これと一緒の木。夏は乾季で逆に草が枯れるのか……。

で、前の記事に書いた通り修理ついでにCCDをひっくり返してみたところ(今さらできるのかい!みたいな設計変更だけど、こんなこともあろうかとCCDユニットの接着はただの両面テープだったのです……)、あっさり今まででの最大の悩みである色ズレが解消した(苦笑)。ずーっと速度誤差が原因だと思ってた。ギア比を微調整した時に色ズレのオフセット値に変化がなく、いまいち腑に落ちないとは思っていたけど、こんなしょうもない結論だったとは。いちのせさんありがとうございます。

色がズレなくなったということは、今まで無理して16bit/TIFF(普通のカメラでいうRAWみたいなもの)で撮ってきたけど、それをせずともEPSON SCAN内でごにょごにょ事前操作することで8bit/JPGでもいいということになる。また、iMeasureScanも使える。16bit撮影での最大の問題は、転送速度の関係(?)で画面一杯取り込む時にセンサーが往復するということ。葉っぱなどがその往復の間に動くと、バッサリ往復開始時点で切れてしまい、ふにゃふにゃっというズレ方より見苦しくなるので、できれば8bitで撮影したいと思っていた。また、ドライバの色補正も使えるようになるので、これでより自然な色再現になるかもしれない。ただまあセンサが良くなるわけではないので、本質的な画質向上はないだろうけど。色々試してみる予定。