解像度アラカルト

雨です。いつも最大解像度でできればそれに越したことはないのだが、いかんせん遅いしPCも耐えられない。最近は用途に応じて解像度も選択するようになってきたのでそのメモ。

  • 400dpi(epson scan上の値。実際の解像度は約5倍),約1500万画素……軽いのでスナップ的に使う。ちゃっと撮りたい時や家での静物撮影など。
  • 600dpi,3200万画素……屋外中距離の時と普通の静物撮影の時に使う。一番現実的な解像度。葉っぱのゆれもある程度抑えられる。
  • 1200dpi,1億3000万画素……気合いをいれる時に使う。屋外遠距離または対象物が動かないものの時に使える。ちなみにこの解像度は4/3でいえば丁度1000万画素のピッチに近い。いわゆる線数でいえば115線/mmくらい。mamiya645MFのレンズは3本もってるけど、解像度はみんなこの近辺だと思われる。だんだんピントが薄くなり、リングにちょろっと触れる程度での調整を要求される。
  • 2400dpi,5億2000万画素……これ以降は48bitだとepson scanで全画面取り込めなくなる。トリミング無しなら16bitのみだが、なまじ取り込めても重くてやってられない。等倍で解像するのは至難の技。地震計なみに揺れに敏感。トリミング前提の撮影(寄れないレンズでのマクロとか)に使える。1200dpiで撮るよりは解像するので解像度自慢として使える。ちなみに前の記事の基板写真は2400dpi使った。55mmレンズ(35mm換算で25mmくらい?)で画面1/5くらいの幅をトリミング。
  • 4800dpi……ものすごく初期の頃以来使ったことない(笑)ので試してみた。当然画面全体は取り込めない。ピントも完全にレンズ限界以上。追いこんでもだめ。露光時間が増えるらしく、なぜか感度があがる。レンズの欠点をみているだけだなー。