実はもう中判に手をだしてしまいました。リアル1億画素overの世界。

舌の根も乾かぬ内に……気がつくと家にはmamiyaのSEKOR 80mm f2.8(もちろんほぼジャンクの安いもの)があった。レンズの風格(minoltaのMCっぽい)からして80年代前半あたりのレンズじゃなかろうか。

パーツをできる限り流用したいので、レンズを支持している板のみの変更ですむように、プラ板よりは厚い木材を利用して調節。
mamiya645のフランジバックは63.5mmとかなんだとか。一部61mmという情報もあってどうもよくわからないんだけど多数派の63mmくらいにあわせた。61mmよりはとっているとおもうんだけどややオーバーインフになった。やっぱ63.5mmなのかな?謎。
このカメラ、本当のセンサーサイズというのははっきり言ってよくわかっていない。センサ自体の大きさは5.5cmくらいなんだけど、周辺はもちろん実効範囲外だろう。
いま、若干縦に縮んでみえる縦横比で、だいたい稼動範囲が6cmくらいなので、A4の縦横比を考慮すると、センサー幅は4.2〜4.4cmくらいの間なんじゃないかと思っている。ぎりぎり645未満。

写してみたところ、CCD稼動範囲をイメージサークルが上回った。でも35mmの切り取る感じもよかったかなと思ってしまう。なんかトリミング無しでとりこみたくない気分。なんで細かいフレーミングでカメラ動かさないかんねん!(笑)。イメージサークル<フィルム面積なら縦位置とか気にしないでいいし。(このカメラ縦位置にするの怖い)。

イメージサークルが広がったので、歯車変更の為中央からずれていたレンズの横軸がさらにずれて感じるようになった。とりつけ位置をスライドする必要がありそう。あと途中ちょっとした人為ミスで大変大変不幸にも破壊してしまい、またガタが若干でるようになってしまった。う〜んっ。

で、解像度。ピントがしっかりあったのか、なんなのか、レンズ自体の解像度がnewFD50mm/f1.2より上に感じる。1200dpi等倍でみてもかなりはっきり(f2.8だから?)。
1200dpiでもレンズの解像が勝っている感じ。これは初体験かも?まあ645も35mmもフィルムサイズ大差ないんだからレンズもよくないと話にならんわな。まあレンズも80/f2.8のわりに大きいし。
まあそれにしてもこの解像度はすごい。んでもってイメージサークルも広い。
色乗りはあっさりしている気がした。

ちなみに短辺10000px以上になるので正方形トリミング(約43mmx43mm?)でも、リアル1億画素。A4の縦横比で考えたら単純計算で1.4億画素になる。ベイヤー換算なら(以下略)。でもあんまり大きいとepson scanからデカすぎじゃボケと怒られる。
レンズ位置とガタの件がもう一段落するまでupしないけど。つかもうアップできる容量ではないのでどうしようかな……。

また、重いgimpをあきらめてついにphotoshopを使うようにしてみた。うーんやっぱりプロ用はあがりのクオリティが違う……。そもそも16bit/channelを扱えるのですごくphotoshopが有利。

あとアオリ機構をいれるのもおもしろいかなと思ったんだけど、大判ではないのでレンズの主点(っていうの?詳しくないのでよくわかりません)がどこにあるかわからない。やっても運まかせになるだけな気がしてやめた。やはり1200dpiで支障がないレベルまでガタをなんとかせねば……。週末に、やってよかったと思えるようなのが撮れたらいいな。
まー画素数だけ多くたってだからどうしたという感じだけども。