解像度テスト再び。
YAKUさんが解像度チェックをしているので、僕も久しぶりにやってみようかと思いテストしてみた。
撮影は、雑誌の写真ページをmamiyaの解像度番長80mm/f2.8N開放(このレベルになると開放は重要)で2mの距離から撮影。相変らず、最後は「今まわしたかな?」と思うか思わないかというくらい、シビアなピント。
まず1200dpi。調整は緑かぶりだけとった。コントラスト、明るさはさわっていない。
エッジが色づいているのはなんと元々の原稿に色がついていた……。あまり良くない例の写真にしてしまった。
次に2400dpi。
網点が確認できるようになり明らかに向上した。意味ないと思ってたけど意味あるのか……。
ちなみに4800dpiでやってみたところ、2400dpi以下の結果しかでなかった。なんか露光量も増えるし4800dpiというのは何か特殊なモードなのだと思う。
あと1200dpiでのフル領域スキャンは思ったより速くて2分10秒だった(!)。理由はバッファ溢れによる折り返しがないから。環境を乗り換えて、今はlinux(ubuntu)+vuescan(ドライバはepcowa)というかなりとんがった環境。epson scanより明らかに速い。こんなに差がでてるとは思わなかったな〜。
追記:写真によるテストでは駆動ムラ及び色収差についてよくわからなかったので、モノクロ原稿でテストしてみた。同じ条件で、マウスの説明書の注意書きの部分?を撮影した。本文は黒インクのみなので、色がでたらそれは駆動ムラか色収差。こちらはホワイトバランスのみとった。
まず1200dpi
次に2400dpi
ハイコントラストな被写体で試すと、1ドット単位では解像できていない感じがする。どうピントをビミョーに動かしても合わなかった。ただ、さっきの写真の例でいくと網点の解像は2400dpiで初めてはっきり認識できるし、なんらかの向上はあるみたいだ。文字もみやすくなっている。ややかすれてみえるのは実際の印刷かすれ(撮って初めて気付く)。
色については、ここまで真面目にやったことがあったかなかったか、なので今さらな感想だけど、ピントがわずかでもずれていくと、中央でも色収差もかなりでることがわかった。だから、駆動要因だけともいいきれない感じだけど、一定軸方向にでている傾向はあるので、やっぱ駆動ムラっぽい気もする。