やっとバッテリー化に成功

電源だけだし、下品な言い方だけど金に物いわせりゃなんとかなるだろ、と思っていたんだけど、なんか意外と苦労した。

金に物いわせりゃというのはDC-DCコンバータのこと(これが高くて5,000円もする)。元々のAC-DCアダプタの定格は13.5V/1.5A(テスタで測ると14vもでている)。
実際の消費電力は12wと説明書に記載がある。13.5Vというビミョーな電圧は生成できないので、12Vで2Aくらいいけるものを購入してくる(コーセルZUS25 の1212)。秋葉原は素晴しい。
これは低電圧駆動のDC-DCではかなり大電力に属する(15V出力で20Wだせるモノが無いのでこのあたりが限界なんだろう)。
電源は006P(9V電池ね)を直列で2コ使う。本当は並列2コx直列2コの4コくらい必要かなと思ったけど、スペースの関係でやめた。12Vで動きますように……とさっそく繋いでみたところ、動いたもののノイズがでまくって使いものにならず(涙)。こりゃースイッチングノイズに違いないと思って、実験でリニアレギュレータ駆動にしてみる。偶然可変出力のものをもっていたのでそれで繋いでみるとまだノイズがでる。えーっ。なぜだ。
で、ちょっと電圧をあげたらノイズ消滅。
実際のところ、スイッチングノイズではなくて、電圧不足でノイズがでていたのだった。ちなみにレギュレータでは数回のプレビュースキャンでもう駆動に必要な電圧差約3Vが確保できなくなって起動しなくなった。やはりスイッチング電源を使用するしかない。

で、ラッキーなことにそのDC-DCには、外部素子をつければすこしだけ電圧調整可能なTRM端子がついているので、ちょっくら部品を仕入れて組んでみる。定格通りの13.5Vまであげることができた。ノイズも問題なし。よし外にでれるぞー、と思ったらまた壊れた。非常に悲しい。
これ以上壊れるなら構造を見直す必要があるな……。

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で、東急ハンズいって改善部品買ってきた。今まで無駄にベアリング4つ使用してCCDを支持していたんだけどこれをやめて、アクリル筒に変更した。故障防止がメインの目的だけど、歪み、振動にも効果あったかも。
さらに歯車の中心のとりかたや間隔を見直して、振動関連もかなり改善できた。

low light sample

暗いので増感してみた。デジカメのノイズのでかたと違うな……なんだろ。面倒だからupサイズは800x600相当でご勘弁を。振動対策のおかげで今までみたいな一部の歪みなどがない。いい感じ。

ちなみに白黒だとすごい解像感がある。それはいずれまた。
なにはともあれ外にでたいよぉ。