E-330とG1はみための露出が一段違う(未確定情報)
一度消したけど再アップの記事。
とりあえず外にもでれないので同じライティングでE-330とLumix G1で花を撮ってみたところ、ぱっと見全体の露出が1段近くG1のほうが明るく撮れた。レンズは違う(E-330は14-54mm)けど、絞りもシャッタースピードもライティングも一緒、位置もほぼ一緒なのにG1のほうが全然明るい。G1は一部飛んでいるくらい。
で、silkypixで一段さげると、E-330の結果とかなり似る。色再現には差があるけど輝度はほぼ一緒。
飛んでいると思われていた箇所は飛ばなくなる。色相も転んでいない。RAWレベルではデータが残っているもよう。
仮定として、センサーのDRはE-330とG1で大差ない(RAWレベルでの数値に大差ない)としよう。
ここから推測されるのは……
- オリンパスのトーンカーブはpanasonicに比べてアンダーに一段近く寄っている。シャドーの粘りがよくなる一方でハイライトの粘りが少なくなる
- panasonicのトーンカーブはオリに比べて1段近く明るい。ハイライトがよく粘るがシャドーの立ち上がりは早い。
ということ。
実際後発のG1のDRがどんなものかはよくわからない。DRも少し拡張されていたら、シャドーの粘りもあるのかもしれない。
なんにせよ2社間でかなりトーンカーブのつくりに差があるような気はする。E-330独特の湿った感じはこのせいだろうか?
ほかの可能性としては2社間でISO100の定義にかなり剥離があるとか……。うーん。
一応画像つけてくけど、あやしい情報なので眉に唾つけた感じでどうぞ。
共にISO100、1/160、f6.5で撮影したものをトリミング。現像時のホワイトバランスは一緒。
E-330はlightroom現像そのまま(つまりE-330のトーンカーブを尊重している)。
まずそのままのG1
つぎにE-330
おなじG1のRAWから、現像パラメータで-1EVしたもの