印刷試してみた

前にプリンタ(canon pro9500)買ったはいいけど、インク代がおそろしく、A3で一度も刷ったことがなかった。今回ようやくのことその勇気がでたので、A3プリントにチャレンジしてみた。印刷対象は前回の奥多摩画像。印刷ソフトはlightroom使用。
といってもまずA4でテストプリントから。うちの液晶はビジネス用の画面だけ大きい安いTN液晶(個人的には印刷しない限りTNのほうが発色が気持ち良いと思うのだけど気のせいだろうか)。やや寒色寄りだが、いちおう追い込める限りはツールと目でキャリブレートしてある。
色々やってみて思ったのは以下の通り

  • photoshopの色校正は使えない(レンジ狭いのにうまく目があわせられない)
  • 一番画面に近い印象でプリントできるのはlightroomからのICC指定。次にドライバ補正の階調重視、次にドライバ補正通常。
  • マット紙(プレミアムマット)はやわらかい印象になる。元々柔らかい画像がさらに緩くなったがまあ許容範囲か。染料機iP7500のほうが数段忠実。ただ染料機の滲んでいるような滲んでいないようななんともいえない感じはない。

という感じで……何枚か犠牲にしたあと、なんとかそれなりに刷ることができた。さすがA3……!と思いたいところだけど画面でみまくっているのでそんなに感動しなかった。ぶっちゃけ、でかい調整されたディスプレイでみるほうが綺麗。印刷はダイナミックレンジが狭いのでなんというか違う趣がする。フォトラグも試してみたいが犯罪的な価格。

全然関係ないけどカメラも地味〜に改良進行中。基本的には壊れにくい構造にする方向。あと電池も不安がつきまとうので、ノート用外部バッテリーに手を出す案もあるのだけどいかんせんちょっと高いので躊躇気味。
他に最近試したのは400dpiでのスキャン速度。400dpiにすると1400〜1500万画素クラス(ベイヤー数えなら3倍だけど)。8bitでスキャンするとかなり高速(20秒程度)。この程度ならレンズ解像度も余裕だし(1200dpiは絞ろうが絞るまいがピント超薄い)、すぐ終わるのでビクビクしながらスキャン終了を待つ必要もなく、色々な意味で気楽。それなりに揺れてる被写体でもついていけそうだ。こういう使い方もありかもしんない。そこまでしてでもこのカメラ使うのは色に惚れてるから。最近はダイナミックレンジ高めの被写体撮って、少しだけHDR的な現像にするのが好き。結局絵画(油絵)的な色彩が好きなのかな。まあ他にも語りきれない良さがあるけど……なんつーか親バカ?です。