いまさらdimage 7i (但し現代のテクノロジ使用)

別にIXY Digital 1000に文句があるわけじゃないんだけどそういえば昔はどうだったのかなと思ってDimage 7i(発売は2002年!)を引っ張りだしてくる。単三駆動なので眠っていたエネループを使う。以前はいざ使おうと思っても充電池が切れていて持っていけなかったりした。良い時代になったものです。持ってみると、軽い。おおこんなに軽かったっけ?こういう系列だとデジ一眼のイメージしか最近持ってなかったのでびっくりした。こういうレンジのカメラが無くなったのは悲しいことです。僕はEVFに未来のデジカメの可能性があると思っていたのに……
次にソフト側。現代にはAdobeLightroomというまた便利なソフトがあるわけで、元データを損なわずRAWをAdobeクオリティで現像できる。いやこれも旧ミノルタがまともなRAWのICCプロファイルを用意してくれてたから(これのおかげで、昔からフリーの現像ソフトでもハイクオリティな現像ができた)。感謝感謝。
boogie cafe
撮ってみると古いCCD全般にあった光源によるクセは多少あるものの基本的には素直。adobe様のおかげでパラメータはいじり放題だし、気に入ったパラメータは保存しておける。最新の色処理を行えるdimageちゃんに変身。うーんレンズがいいのかなんなのか、久々でも魅力的……
最新のIXYと、あえて、くらべると、

  • 発色の正しさは断然IXY(正しくも派手にも地味にも設定できる。canonはいい仕事してます)。まあdimage 7i & lightroomもほぼ正しい。
  • 低ノイズ高感度も断然IXY
  • ダイナミックレンジはほぼ互角にみえる。ただダイナミックレンジの比較は難しいので真偽は不明。
  • レンズは断然Dimage……やっぱでかいだけありますなあ余裕ですわ。

という感じ。