さくら
時がたって大人になったので、このぐらい手垢の付いたショットでも平気になった（笑）。
しかしよく撮れるな〜。色が深い。カラーフィルタが正確。最近の機種はみなこの傾向がある気もするので、ここら辺りの世代でなにかカラーフィルタのブレークスルーがあったのか？
Nikon V1かっちゃった
かねてから色々気になっていたNikon V1、安かったのでつい買ってしまった。ズームレンズ2本つけて。
我が家のPanaのG1も古くなってきていたので、そろそろ何か替えようかなと物色していた。候補は、FujiのX100かオリからでるOMのデジタルか、SONYのNEX 7か、Nikon V1か、Pentax Qか。FujiのX100は文句のない画質だけどクラシカルな外観が好みでない。あと重い。みかけが。
SONYのNEXはもはやレンズのおまけにカメラがついている外観でこれも好きになれず。画質は文句なさそうだけども。
オリのOMデジタルはまだでていないのでなんとも言えないけど会社の事件があったのでそこがネック。
ペンタのQはかなりおもしろいんだけどニッチすぎるか？
ニコンのV1は操作性とかなりアグレッシブなマウントサイズや、機構(動くものも撮れるミラーレス)が魅力的だけど、なぜかネット上のサンプルに魅力がない……
とイマイチ決め手にかけたんだけど、結局安売りに後押しされて購入。
画質は、粘るというかけっこう眠い感じのダイナミックレンジのある画像。トーンがちゃんとあって、ちょっとのレタッチになら耐える。コンデジとは違いますよという主張を感じる。つっても最近のミラーレス他に持ってないからわからんけども。ISOはなんか最初から若干ノイジーなのに上げていってもそれほど増えていかない、みたいな特性。おもしろい。あともちろん素子が小さいのでボケない。僕は元々ボケボケ写真はあまり好きじゃないからOK。ごまかし効かす選択肢という点で、まあぼかす選択肢があったほうがいいケド。
後は謎のよくわからない機能がついている。電子シャッターとメカニカルを切り替えられたり、数枚連射してそこからのベストショットを選ぶ機能があったり。
悪女っぷりなら負けね
Pentax Qの発表会という記事(http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110623_455350.html)で写真家の方がPentax Qを「悪女みたいなカメラ」と言っていたそうな。ほうほう。70年代みたいな表現だなと思っていたのだけど、スキャナカメラの悪女っぷりったらないな。
- 何かの不具合で駆動がおかしかったりする
- なまじうまく動いていても光線漏れでカブったりする
- うまく撮れたぞ、と思ったら風でカメラブレる
- 都会で撮ると通行している車から来る振動でブレる
- 今度こそ、とじっくりカメラを観察しながら撮っても被写体が動いて色ズレ
- 風もない、状態も完璧、どうだ! 帰って観察するとCCDが汚れている
がんばって重いカメラかついで回って、一枚もロクなのがない、というのもザラ。サイコロふってるようなもんだ。
外でのちょっとタフなテストも完了。
夕刻に撮影。ほぼ見たままのイメージ。これ以外にも激しく逆光など、色々なシチュエーションで撮ってきた。どこでも色コケなどなく、肉眼に近い感じに再現できていること確認。普通のデジカメではまっしろまっくろになりそうな、逆光など激しい条件の時でもD/Rの広さでしっかり追従してくるのが、やっぱりたまらなくいいなぁ。
